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2001/06/01
CPLDと高速SRAMで卓上簡易ロジックスコープ
(CPLD使用でスタンドアロン動作、(トラ技 2002/07掲載))
Tags: [
FPGA
], [
電子工作
]
トランジスタ技術
2002/7掲載
※ロジックアナライザのアナライザ程の機能は無いのでロジックスコープと言うようにします
*簡易とはいえ
33MHzサンプリング(30nS)、320ワード
ありますのでアマチュアレベルでの実使用においては問題無いと思います。
*AVR等のワンチップマイコンとキャラクタ液晶を付け加えて付加情報を表示するようにもできますが、既にこれ単体でも完結して動作します。
(AVR等を付加してパソコンへの波形データ転送機能は欲しいですね)
*ICクリップの代わりに適当なA/Dコンバーターを繋げて、CPLDソフト変更すれば
オシロにも容易に変更可能
です。
*トリガ機能:D0とD1の2ビットが特定の状態の時にサンプリング開始)
*小型、軽量、
とりあえず波形が見れれば良い
という用件は満たしていると思います
※結局CPLD側ソフト次第で何でも可能
(手ハンダの関係でPLCCでないと駄目なのでこれ以上はできない。
誰か基板作成資金を提供していただければパターン設計から全部私やって、もっと機能詰め込みます
。)
現在FPGAを使用しての物を計画中
使用言語:Verilog+回路図入力
他のメーカーデバイスの移植性
結果
ザイリンクス
XC95108
回路入りきらない
ザイリンクス
XCR5128
OK
ザイリンクス
XC2S15
OK(内蔵RAM未使用)
クイックロジック
QL3004
OK
クイックロジック
QL4009
OK(内蔵RAM未使用)
アルテラ
開発ツール挫折
5分でアンインストール
ラティス・セミコンダクターここからダウンロード(無料)
Lattice ispDesignEXPERTスタータソフトウエア
● 2002年7月号 製作記事 ispLSI1032Eとパソコン用高速SRAMを使って33Mサンプリング!
ソフトウェア・ダウンロード・サービス
2002年7月号 卓上ロジック・スコープの製作
からダウンロードできます。
御意見、御感想、「ここはこうした方がいいよ」とかのアドバイス等ありましたら掲示板やメールでお願いします。
※見難いif文のネストだらけの"m_lcddt.v"をcase文を使って綺麗にまとめてくださった方がおります。この場を借りてお礼申し上げます。
とりあえず
回路図はこちら
、
デバイスピン配置
、
デバイス使用率
液晶モジュール制御方法
、
MAX629 +28V昇圧回路
題名:小型液晶モニタとCPLDを利用した卓上簡易ロジックスコープ 概要:秋月で売っている小型TFT液晶モニタとispLSI1032を使った 簡易ロジックスコープです。 バッファ用メモリとしては486時代に使用されていた2次キャッシュの SRAMを利用しています。 回路部分はispLSIに全部詰め込みましたのでICはたったの3個だけです。 (液晶昇圧部分除く) この液晶モニタは駆動用に+30Vを必要としますので、MAX629で生成しています。 また、冷陰極管はインバーターキットの基板をそのまま使いました(2個必要)。 本機の設計思想: 机上に置く、小型、軽量、現場持ち運び、波形があるかないかの簡易チェック、 スタンドアロン(単独動作)、私の設計範囲ではこの仕様で十分にカバーできる。 (会社にある本物の高性能のものは台車で運ぶ程重いし大きい(30Kg位)) 仕様:記憶バッファ 8ビットx320ワード(CPLDのプログラムに依存)※1 最少サンプル間隔:30ns※2 表示範囲:320ワード分(全体) 表示で1段 80ワード分(4倍拡大)表示で1段 40ワード分(8倍拡大)表示で1段 の計3段表示 設定可能サンプリング間隔(100MHzオシレータ-使用時) SW位置 間隔 相当周波数 分周比 0 30ns( 33MHz) 1/3 1 40ns( 25MHz) 1/4 2 80ns( 12.5MHz)1/8 3 100ns( 10MHz) 1/10 4 200ns( 5MHz) 1/20 5 500ns( 2MHz) 1/50 6 1μs( 1MHz) 1/100 7 2μs(500kHz) 1/200 8 5μs(200kHz) 1/500 9 10μs(100kHz) 1/1000 A 20μs( 50kHz) 1/2000 B 50μs( 20kHz) 1/5000 C 100μs( 10kHz) 1/10000 D 200μs( 5kHz) 1/20000 E 500μs( 2kHz) 1/50000 F 1ms( 1kHz) 1/100000 ※1 実際に使用している物は32768ワード(32KB)なので無駄遣いしている事になる。 ※2 ただし、SRAMと論理合成後の最大動作スピードにも依存する。 ※ これらの仕様はCPLDのソフトを変更する事で柔軟に変更可能。 ハード構成:(主なもの) 入力部分ゲートIC:74LV541A(74LV574A) バッファ用メモリ:IS61C256AH-15(32768ワードx8ビット) 制御ロジック用 :ispLSI1032E-100 液晶モジュール :LM32C041(320x240xRGB各8階調、TFT、シャープ) 液晶モジュール駆動用:MAX629(昇圧用) 液晶バックライト:秋月のインバータキットの昇圧基板 ブロック図: 入力用プローブ8本 ゲートIC メモリ 制御IC (ICクリップ) --LV541--61C256--1032E--液晶モニタ | | | | | MAX629 操作スイッチ
※TFT方式ではなくSTN方式と言う事がトラ技編集部の方の調べで判りました。
操作スイッチ
箱に入れてみたよ
画面説明
使用状態イメージ
使用状態イメージ
基板全員集合
液晶ユニットの裏
昇圧回路+28V
メモリー&プローブ部分
メモリー&プローブ部分の裏
なんでこんな形になっているかと言うと↓
512のROMに1画面分
このようにROMを載せて画面表示機能もしたかったから
X座標256なのでまわり込みしてる
おまけ:個人所有の本物ロジアナ(重さ5Kg程度、8ch*256ワード、4ch*512ワード)
これを目標に作りました。
「波形を見る」程度であれば、この本物ロジアナよりは高性能です。
おまけ:個人所有の本物ロジアナ
実質最速は50ns
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