・2006/12/05
MemoCaLa(メモカ・ラ) メモリカードの利用を簡単にする便利ソフト
(デジカメや携帯電話のSDカード等の取り扱いが大変に楽になります。)
Tags: [Windowsアプリ]
●はじめに
私の場合、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の画像ファイルの読み出しには メモリカード経由でUSB接続のリーダライタを使用しています。
それで、メモリカードの画像フォルダを開き、パソコン側にコピーや移動を行ないます。
メモリカードを挿入して、毎回フォルダを開き、パソコン側に日時の名前のディレクトリを作成すると言う操作が面倒に感じるので "MemoCaLa(メモカ・ラ)"と言う便利ソフトを作成しました。
・●before MemoCaLa
MemoCaLa導入前
・メモリカード挿入
・メモリカードのフォルダを開く(マウス操作)
・コピー先のフォルダを開く(マウス操作)
・コピー先に日時のフォルダを作成する(マウス&キーボード操作)
・メモリカードからコピー先にドラッグ&ドロップでコピー(移動)する(マウス操作)
・コピー(移動)が終了するまで待つ
・メモリカードのフォルダを閉じる(マウス操作)
・メモリカードのドライブを右クリックして「取り出し(J)」を選ぶ(マウス操作)
・メモリカードの取り出し
・●after MemoCaLa
MemoCaLa導入後
・メモリカード挿入
・MemoCaLaメニューの「自動複写」または「自動移動」ボタンを押す(マウス操作)
上記の赤い部分の面倒な操作が ワンクリックで簡単に済みます。
・メモリカードの取り出し
●MemoCaLa(メモカ・ラ)とは
メモリカード(リムーバブルメディア)の利用を簡単にする便利ソフトです。
同様のソフトが他に無かったので作ってみました。(2006/11現在、作者調べ)
・メモリカードを挿入時に指定したフォルダを自動で開く
・メモリカードを取出時にメモリカード側のフォルダを自動で閉じる(※1)
・メモリカードを安全にイジェクトする「取出」ボタン(※2)
・メモリカードの内容を簡単にコピーする「複写」ボタン(※3)
・メモリカードの内容を簡単にムーブする「移動」ボタン(※3)
・メモリカードの内容を簡単にコピーして、その後にイジェクトする「自動複写」ボタン(※3)
・メモリカードの内容を簡単にムーブして、その後にイジェクトする「自動移動」ボタン(※3)
・作者のコダワリとして、常駐メモリ使用量が格段に少なく、負荷を全く掛けない軽量コンパクトな作りになっています。
※1 フォルダの表示設定で「タイトルバーにファイルのパス名を表示する」をチェックしておく必要があります。
※2 CTRL+[J] のキー操作(ホットキー)でもイジェクトします。
※3 コピーやムーブをする時には、コピーやムーブ先に自動的に日時の名前のフォルダ名を作成します。
これにより、後の管理や整理が簡単になります。
※ 主なリムーバブルメディアとしてMO,SD-Card(miniSD,microSD),CompactFlash(CF),Smart Mediaがあります。
※ 主なリムーバブルデバイスとしてUSBメモリ,ストレージタイプのデジカメ/MP3プレイヤーがあります。
※ 本ソフトはリムーバブルメディアの「取り出し」と、リムーバブルデバイスの「取り外し」の両方に対応しています。
●各機能について
・メディアを挿入すると自動でメニューダイアログが最全面に表示されます
(メディアが挿入されていない時はメニューダイアログは数秒で自動に閉じます。)

※アイコンを左クリックでもメニューダイアログを表示します。
・タスクトレイのアイコンでメディアの挿入状態が一目瞭然で確認できます
← メディア挿入時
← メディア非挿入時
・タスクトレイに常駐します

・アイコンを右クリックするとメニューが出ます

●インストール方法
インストーラを使う場合はそのまま画面の指示に従ってください。また、管理者権限が必要です。
パソコンの操作に詳しい方は解凍ソフトで下記ファイルを適当なフォルダに解凍して実行ファイルを実行してください。
※スタートアップ等にexeのショートカットを作成する等で実行すると良いでしょう。
●使用するファイル
MemoCaLa.exe ‥‥‥実行ファイル
MemoCaLa.ini ‥‥‥設定ファイル(手作業で編集が必要)
●設定ファイル
MemoCaLa.ini ファイルの内容をテキストエディタで編集してください。
詳しくは "MemoCaLa.ini" の中をご覧ください。
※現在は iniファイルを手作業で編集する必要があります。
※iniファイル変更後は本ソフトを再起動してください。
※本ソフトの反響があれば iniファイルの簡単エディタ機能を盛りこみます。
●動作環境
・Windows 2000 Professional SP4
・Windows Server 2003 R2(Enterprise Edition)
・USB外付けカードリーダ(メーカ不詳) + SD-CARD(デバイスの取り出し、TypeDevice=0)
・USBメモリ(デバイスの取り外し、TypeDevice=1)
・以上の環境で動作確認しました。
・Windows XP Professional SP1 + Panasonic CF-W2の組み合わせでは「取り出し」をしても取り出されませんでした。
メモリカードのドライブを「右クリック」→「取り出し」でも取り出されないので CF-W2の仕様かもしれません。
・NT系独自のAPI関数を使用しているので 98/Me等は動作保証外です。
●制限事項
インストーラを使う場合に管理者権限が必要。
・メモリカードを取出時にメモリカード側のフォルダを自動で閉じる機能はフォルダの表示設定で「タイトルバーにファイルのパス名を表示する」をチェックしておく必要があります。

●今後の予定
本ソフトは今後も改良や機能追加を加えていく予定です。
皆様からの動作レポート(バグ報告)および機能の改善案等ございましたら
お気軽にメールや掲示板にお寄せください。作者にとってなによりの励みになります。
・iniファイルの簡単エディタ機能
・その他、皆様からのご意見、バグ修正
●バグレポート書式
・使用OS: (例:WindowsXP+SP1)
・使用アプリ: (例:NotePad)
・他常駐ソフト: (ノートン/ウイルスバスター等)
・症状と操作内容:(5W1Hを詳しく簡潔に)
・再現性: (必ず起きる/たまに出る/起動後最初に一回だけ出る等)
・別のパソコンでの再現性: (例:Win2Kのノートパソコンでも同じ症状がでます)
●使用上の注意
このプログラムによる損失については作者は一切の責務を負いませんので、
使用者で責任をもって頂けるようにお願いします。
●著作権の主張
このプログラムの著作権は作者にあります。
このプログラムは free software(寄付歓迎) とします。
●free software(寄付歓迎)について
皆様から支援していただく寄付は書籍購入・開発・管理費、
そして、今後のバージョンアップなどのための費用に利用させていただきます。
ベクターのシェアレジ若しくはPaypalからの寄付を受け付けております。
金額は任意となっております。よろしくお願いします。
こちらをクリックしてください
●配布・転載について
禁止します。
●雑誌掲載
歓迎します。事前に連絡をお願いします。また掲載誌もお願いします。
●改版履歴
2006/11/16 Ver 0.0
・評価ベータ版として公開
2006/11/22 Ver 0.0
・Ver 0.0として公開
2006/12/05 Ver 0.1
・デバイスの「取り外し」に対応。iniファイルに "TypeDevice"項目の追加。
●メモリカードメーカ様、パソコン販売店様
当ソフトのバンドル、カスタム仕様のOEM提供を承ります。
貴社広告やリンク等の埋め込みを致します。
●ダウンロード
(ベクターの登録処理には時間差があります)
ベクターのダウンロードページへ
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