・2015/12/31
Chromeブラウザを快適に使用する設定方法、チョイ技、プロセス数の制限方法
(Google Chromeの高速化、使用メモリを減らす方法、文字化け回避、UA変更等)
Tags: [Windows], [無人インストール]
● CVE-2020-0601 Curveball Test Page
CVE-2020-0601 Curveball Test Page
CVE-2020-0601 ”Curveball” Test Page
● Google Chromeブラウザを快適に使用する設定方法、チョイ技、プロセス数の制限方法等
新規パソコンに Chromeをインストールする度にググって調べているので備忘録としてまとめて置きます。
バージョン 47.0.2526.106 m で検証。
● Google Chromeとは
スピード、シンプル、セキュリティの 3 つに重点を置いて開発されたブラウザ(Google公式の紹介文より)
とは言え、使用するパソコンや通信環境、使用者の趣味により細かなチューンを必要とする事が有ります。
● Chromeブラウザが使用するプロセス数を減らしてメモリを節約する
ショートカットのリンク先の末尾に半角空白を入力して、
--renderer-process-limit=5
を追加します。
例:"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --renderer-process-limit=5 の様にする。
最後の数字の 5は 2とかに減らす事ができます。
数字は使用するプロセス数で、実際には(指定した数+2)個のプロセスが動きます。
利用状況(タブを多く開いて使うとか)によりメモリ使用量を 50%以上削減する事も可能です。
なお、プロセス数を減らす事の弊害は同時に沢山のページを開いた場合に他のページの処理が終わるまでページの内容が表示されなくなります。
プロセスとは Chromeブラウザの中で「働く小人さん」をイメージすると良いでしょう。
・Google Chromeブラウザのプロセス数の指定方法
● Chromeブラウザのユーザーエージェントを変更(偽装)する
ショートカットのリンク先の末尾に半角空白を入力して、
-user-agent="Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13A452 Safari/601.1"
を追加します。(例は iPhone6Sの Safariブラウザの User Agent)
例:"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" -user-agent="Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 9_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13A452 Safari/601.1" の様にする。
これにより、ユーザーエージェントでパソコンや携帯用の表示を切り分けしているサイトを閲覧する事ができます。
例: http://smt.docomo.ne.jp/ ドコモのdメニューとか
iPhoneの一括設定の URL(SPモード用プロファイルとかも)
https://id.smt.docomo.ne.jp/cgi7d/id/getmobileconfig?movepatternno=3
・Google Chromeユーザーエージェントを変更方法
● Chromeブラウザの各種設定
Chromeブラウザの URL入力欄に
chrome://flags/
を入力すると、設定画面が出て来ます。
下記設定は Windowsを対象としております。
※ Mac, Windows, Linux, Chrome OS, Android等で設定できる項目が異なります。
・Google Chromeブラウザの各種設定
● Chromeブラウザのメモリ使用量を減らす設定
・タブのメモリ解放を有効にする #enable-tab-discarding
→ 「有効にする」をクリック(画面表示は「無効にする」の状態)
説明:有効にした場合、システムメモリが不足すると、タブのメモリが解放されます。解放後もタブはタブバーに表示され、クリックすると再読み込みされます。
● Chromeブラウザを高速化する設定
・タブ/ウィンドウを高速に閉じる機能を有効にする #enable-fast-unload
→ 「有効にする」をクリック(画面表示は「無効にする」の状態)
説明:タブ/ウィンドウを高速に閉じられるようにします(タブの onunload js ハンドラを GUI とは別に実行します)。
・ハイパーリンク監査の無効化 #disable-hyperlink-auditing
→ 「有効にする」をクリック(画面表示は「無効にする」の状態)
説明:ハイパーリンク監査の ping の送信を無効にします。
● Chromeブラウザの表示バグを修正する設定
Chromeブラウザで日本語表示が表示されなくなる事が有る場合や文字化け(ドット表示になる)のを解消します。
・DirectWrite を無効にする #disable-direct-write
→ 「有効にする」をクリック(画面表示は「無効にする」の状態)
説明:試験運用版の DirectWrite フォント レンダリング システムの使用を無効にします。
「有効にする」をクリックして「DirectWrite を無効にする」事を「有効にする」。
※ 表示が「無効にする」の場合は「無効にする」事が「有効にする」になっているのでそのままで OK。
・ラスター スレッドの数 #num-raster-threads
→ 「1」を選択
説明:ラスター スレッドの数を指定してください。
● Chromeブラウザの右上の「ユーザー切り替え」ボタンを消す
右上に名前が表示されない様にします。
※ Google Chrome 47以降には通用しません。(今の所消す方法は無い)
逆転の発想で文字幅0のゼロ幅文字を設定する方法も有る様です。
--disable-new-avatar-menu no longer working for chrome 47?
U+FEFF ZERO WIDTH NO-BREAK SPACE
以下の方法は Google Chrome 47以降には通用しません。(今の所消す方法は無い)
・新しいプロフィール管理システムを有効にする #enable-new-profile-management
→ 「無効」を選択(画面表示は「無効」の状態)
説明:新しいプロフィール管理システムを有効にします。新しいシステムには、プロフィールのロック機能や新しいアバター メニュー画面が含まれます。
さらに、ショートカットに --disable-new-avatar-menuを追加しても消えません。
● Chromeブラウザのその他の設定
設定が無効になっていたので、とりあえずメモ。
・タッチ イベントを有効にする #touch-events
説明:タッチスクリーンのサポートが常に有効または無効になるように、または起動時にタッチスクリーンが検出されたときに有効になるように強制します(自動、デフォルト)。
・ピンチによるサイズ変更を有効にする #enable-pinch
説明:ピンチによるサイズ変更の試験的サポートを有効にします。
・タッチから始まるドラッグ&ドロップを有効にする #enable-touch-drag-drop
説明:タッチによるドラッグ&ドロップは、ドラッグ可能な要素を押し続けると開始できます。
・デバイス検出通知 #device-discovery-notifications
説明:ローカル ネットワークのデバイス検出通知です。
・アプリ ランチャー同期を有効にする #enable-sync-app-list
説明:アプリ ランチャーの同期を有効にします。使用できるフォルダがあれば有効になります(OSX 以外)。
● Chromeブラウザの Flash等のコンポーネントを単体でアップデートする方法
Chromeブラウザの URL入力欄に
chrome://components/
を入力すると、Chromeブラウザに内蔵しているコンポーネントの管理画面が出て来ます。
「アップデートを確認」ボタンを押してコンポーネントを更新します。
● Chromeブラウザで Adobe Flash のバージョンが古いためブロックされました
Chromeブラウザの URL入力欄に
chrome://plugins/
を入力する。
「Adobe Flash Player」で[有効にする] をクリックする。
Adobe Flash のバージョンが古いためブロックされました
● Windows版 Google Chromeブラウザの文字フォントの表示がギザギザで汚くなった場合
Windows版 Google Chromeブラウザの文字フォントの表示がギザギザで汚くなった場合に元の綺麗な表示に戻す方法。
チェックポイント
1)
Windowsの ClearTypeの設定を有効にする。
ClearType テキストの調整
[ディスプレイ設定] - [ディスプレイ]タブ - [ディスプレイ詳細設定] - [ClearTypeテキスト]
2)
chrome://settings/fonts
Chromeのフォントをカスタマイズでフォントを全て「メイリオ」に設定する。
3)
chrome://flags/#top-chrome-md
UI Layout for the browser's top chrome Mac, Windows, Linux, Chrome OS
標準レイアウトとタップ(以前の「ハイブリッド」)レイアウトを切り替えます。 #top-chrome-md
「規定」
※ Chromeのバージョン 52以降では DirectWrite Windowsを無効にできません。
DirectWrite Windows
試験運用版の DirectWrite フォント レンダリング システムの使用を有効にします。 #disable-direct-write
●その他の Chromeブラウザを高速化する方法
SpeedyFoxアプリを使う方法。起動時間が約 1/3に短縮されます。
Chromeブラウザ以外にも「Skype」「Firefox」「Thunderbird」でも高速化が期待できる。
Uninstall Tool Uninstaller, Uninstall Software, Remove Programs, AnyToISO and more... | CRYSTALIDEA Software
● Google Chromeブラウザのオフラインインストール用ダウンロード、全ユーザーインストール版
・全ユーザーインストール版
Google Chromeブラウザ 32-bit オフライン版、全ユーザーインストール版
ChromeStandaloneSetup.exe
Google Chromeブラウザ 64-bit オフライン版、全ユーザーインストール版
ChromeStandaloneSetup64.exe
・各ユーザー版
Google Chromeブラウザ 32-bit オフライン版
ChromeStandaloneSetup.exe
Google Chromeブラウザ 64-bit オフライン版
ChromeStandaloneSetup64.exe
● Google Chromeブラウザを無人インストールする方法(サイレントインストール)
MSI形式の Google Chromeはバッチファイルで無人インストールできます。
仕事に活用できる最新ブラウザ。 (Windows 版 Chrome MSI パッケージ)
googlechromestandaloneenterprise.msiファイルをダウンロードして、コマンドラインやバッチファイルで下記を実行する。
msiexec /i googlechromestandaloneenterprise.msi /quiet /norestart
● Google Chromeブラウザ XP対応の最後のバージョンのオフラインインストール用 exeファイル
Google Chrome
スピード、シンプル、セキュリティの 3 つに重点を置いて開発されたブラウザ
バージョン 49.0.2623.112 m
49.0.2623.112_chrome_installer.exe 32bit 45001120 byte
MD5: 93FF8F5EA0EFCEA3B36A547A85CB7964
SHA1: 75E1B8F2A36B5027A1073F3BEBAB0216A62FF087
● Google Chromeブラウザ XP対応の最後のバージョンの msiファイル
Google Chrome
スピード、シンプル、セキュリティの 3 つに重点を置いて開発されたブラウザ
バージョン 49.0.2623.112 m
Windows XP と Windows Vista はサポートされなくなったため、このパソコンでは今後 Google Chrome のアップデートは受信されません。
※ 2016/08追記、残念ながらダウンロードできません。(最新版が落ちてくる)
Google Chrome 49.0.2623.112 (32-bit) msi
MD5: eef520bcea0f91c90dbe813a0301948a
SHA1: f592fa22da4f1416c5e10124f58511f75c52c35d
Google Chrome 49.0.2623.112 (64-bit) msi
MD5: 59661cb30a642daaedf2bb7897ed64ff
SHA1: 244783cb339651f9c52e3dee108b22cea024c0f3
echo %~dp0
> call /?
バッチ プログラムを別のバッチ プログラムから呼び出します。
CALL [ドライブ:][パス]ファイル名 [バッチパラメータ]
バッチパラメータ バッチ プログラムで必要なコマンド ライン情報を指定します。
コマンド拡張機能を有効にすると、CALL は次のように変更されます:
CALL コマンドは、CALL のターゲットとしてラベルを受け付けるようになります。
構文は、次のとおりです:
CALL :ラベル 引数
指定された引数で新しいバッチ ファイル コンテキストが作成され、指定
されたラベルの次の文に制御が渡されます。バッチ スクリプト ファイルの
最後に 2 回到達することによって、2 回 "終了" する必要があります。
1 回目に最後に到達したときには、制御は CALL 文の次の行に返されます。
2 回目に、バッチ スクリプトが終了します。バッチ スクリプトから "戻る"
ための GOTO :EOF 拡張機能の説明については、GOTO /? と入力してください。
また、バッチ スクリプトの引数参照 (%0、%1 など) の展開は、次のように
変更されました:
%* バッチ スクリプト内では、すべての引数 (%1、%2、%3、%4、
%5 など) を参照します。
バッチ パラメータ (%n) の置換は拡張されました。次のオプション構文
を使うことができます:
%~1 - すべての引用句 (") を削除して、
%1 を展開します。
%~f1 - %1 を完全修飾パス名に展開します。
%~d1 - %1 をドライブ文字だけに展開します。
%~p1 - %1 をパスだけに展開します。
%~n1 - %1 をファイル名だけに展開します。
%~x1 - %1 をファイル拡張子だけに展開します。
%~s1 - 展開されたパスは、短い名前だけを含みます。
%~a1 - %1 をファイル属性に展開します。
%~t1 - %1 をファイルの日付/時刻に展開します。
%~z1 - %1 をファイルのサイズに展開します。
%~$PATH:1 - PATH 環境変数に指定されているディレクトリを
検索し、最初に見つかった完全修飾名に %1 を
展開します。環境変数名が定義されていない場合、
または検索してもファイルが見つからなかった
場合は、この修飾子を指定すると空の文字列に
展開されます。
修飾子を組み合わせて、複合結果を得ることもできます:
%~dp1 - %1 をドライブ文字とパスだけに展開します。
%~nx1 - %1 をファイル名と拡張子だけに展開します。
%~dp$PATH:1 - PATH 環境変数に指定されているディレクトリを
検索して %1 を探し、最初に見つかったファイル
のドライブ文字とパスだけに展開します。
%~ftza1 - %1 を DIR の出力行のように展開します。
上の例の %1 と PATH は、ほかの有効な値で置き換えることができ
ます。%~ 構文は有効な引数の数によって区切られます。%~ 修飾子
は %* と同時には使用できません。
● Google Chromeブラウザのプラグインのインストール場所
.crxファイルを解凍した状態で入っています。
%UserProfile%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions
https://chrome.google.com/webstore/detail/hoge-hoge/aaaabbbbccccddddeeeeffffggggxxxxx/related
aaaabbbbccccddddeeeeffffggggxxxxx
が該当のディレクトリ名
Tags: [Windows], [無人インストール]
[HOME]
|
[BACK]
リンクフリー(連絡不要、ただしトップページ以外は Web構成の変更で移動する場合があります)
Copyright (c)
2015 FREE WING,Y.Sakamoto
Powered by 猫屋敷工房 & HTML Generator
http://www.neko.ne.jp/~freewing/software/google_chrome_speed_up/