Kensaku Kun 指定の文字列が含まれる文書ファイル、ファイル名からファイルを検索するソフト (検索君テキスト Grepとファイル Findの両方の機能に対応の多機能検索アプリ)

● 2018/07/23 ベクターの「新着ソフトレビュー」に掲載されました！！

検索君テキストファイルの文字列検索、ファイル名でファイル検索
　正規表現やIFilterにも対応。シンプルなインタフェースで使いやすいテキスト＆ファイル検索ソフト

・2018/07/23 Vectorの「新着ソフトレビュー」に掲載されました！！

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　レビューの文章で、
　「対応する文字コードはUTF-8、UTF-16、Shift JIS、EUC-JP、GB18030。」
　と有りますが、
　検索君の設定画面で選択可能な文字コード種別を登録する事で
　Windowsが対応している全ての文字コード
　を指定できます。（文字エンコード）

　Encoding クラスのページの「備考」の一覧の Nameを指定できます。
Encoding クラス

　.NET API ブラウザー System.TextEncoding
Encoding Class

●ベクターのレビュー効果でしょうか、「人気順」で一位、「ランキング」でも一位になりました。

　皆様ありがとうございます。

・Kensaku Kun 検索君ベクターのソフトウェア、「人気順」で一位、「ランキング」でも一位になりました

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● Kensaku Kun 検索君とは

Kensaku Kun 検索君指定の文字列が含まれる文書ファイル、ファイル名からファイルを検索するソフト

テキスト Grepとファイル Findの両方の機能に対応した多機能検索アプリ
Windows XP～ Windows 10で動作します。

●インストール方法

ZIPファイルを任意のディレクトリに解凍して KensakuKun.exeを実行する。

KensakuKun.exe -- 実行ファイル
KensakuKun.exe.config -- アプリ設定の初期値定義ファイル
IFilterTextReader.dll -- iFilter機能用ライブラリ

●概要

　・検索指定欄の使い方
　　1行目、検索条件指定その１
　　2行目、検索条件指定その２
　　（同一行の左右の両方に検索文字を指定した場合は両方存在している必要があります。AND条件）
　　（1行目と 2行目はどちらかが存在していれば対象となります。OR条件）

　・指定の文字列を含むテキストファイルを検索する場合

　・指定の文字列を含むファイルを検索する場合

　・検索結果一覧のファイルをダブルクリックするとそのファイルを指定のエディタで開きます。

　＆Ｆ = フルパス付きのファイル名
　＆Ｌ = 検索発見の行数

例：サクラエディタで行番号指定でファイルを開く場合
Sakura.exe
"&F" -Y=&L

※ ＆Ｆは”で括ります。（一部のディレクトリ名でファイルが開かなくなります）

例：秀丸エディタで行番号指定でファイルを開く場合
Hidemaru.exe
/m3 /j&L "&F"

例：EmEditorで行番号指定でファイルを開く場合
EmEditor.exe
"&F" /l &L

　・検索結果一覧のファイルで右クリックで下記の操作をできます。
　　・エディタでファイルを開く
　　・ファイルの有るフォルダを開く
　　・ファイルのフルパス名をコピーする

・必要な機能に絞りプログラムを最適化する事でアプリのサイズやメモリ使用量が他の同様のツールに比べて格段に少なくなっています。

●設定

・検索対象外のディレクトリ指定
　（テキスト検索、ファイル検索の両方に有効）
　内部動作ではディレクトリ名の末尾を文字列比較します。
　（裏技で先頭に \マークをつけないとディレクトリ名の後方一致で除外します。）

　例：gitの管理ディレクトリ .git等を検索対象から除外します。
\.git;\.gradle;\.idea;\recycle.bin;\recycler;\$recycle.bin;\system volume information;

・検索対象外のディレクトリ＋ファイル名指定
　（テキスト検索、ファイル検索の両方に有効）
　内部動作ではディレクトリ名の末尾を文字列比較して、該当のファイルが存在する場合に除外します。
　なお、この指定だけ特別にディレクトリ指定に「\*」を指定できて、「なんでも」を意味します。（つまり、「\*\.nokensakukun」指定は .nokensakukunファイルが有るディレクトリを検索対象から除外する。）
　（裏技で先頭に \マークをつけないとディレクトリ名の後方一致で除外します。）

　例：Android開発環境の一時ファイルのディレクトリを検索対象から除外します。
\*\.nokensakukun;\gen\R.java.d;\bin\AndroidManifest.xml.d;

・検索対象外の拡張子指定
　（テキスト検索時に有効）
　（V 1.3からは先頭に .が必須になりました。）

　例：バイナリ系の拡張子のファイルをテキスト検索から除外します。
.3gp;.7z;.amx;.avi;.ax;.bin;.bmp;.cab;.cache;.cat;.cer;.class;.com;.cpl;.crx;.ctm;.dll;.dmg;.doc;.docx;.dump;.exe;.flac;.fnt;.font;.gif;.gz;.ico;.ipa;.jar;.jpeg;.jpg;.lha;.lib;.lzh;.mov;.mp3;.mp4;.mpg;.msc;.msi;.msp;.msu;.mui;.nupkg;.obj;.ocx;.ogg;.p7b;.pdb;.pdf;.png;.ppt;.pptx;.rar;.resources;.sdf;.so;.sue;.suo;.sys;.tar;.tz;.vdm;.war;.wav;.wave;.wmv;.xls;.xlsx;.zip;

・検索対象外のファイル名指定
　（テキスト検索時に有効）
　特定のファイル名をテキスト検索から除外します。
　（裏技で先頭に \マークをつけないとファイル名の後方一致で除外します。）

　サムネイルファイルなどをテキスト検索から除外します。
\thumbs.db;\.ds_store;

・手動設定可能な文字コード
　「文字コード」プルダウンで選択できます。
utf-8;utf-16;shift_jis;EUC-JP;GB18030;

Encoding クラス
　Encoding クラスのページの「備考」の一覧の Nameを指定できます。

・検索君の内部制限解除

　検索君の内部制限として検索結果等が多すぎる場合に検索動作を中断します。
　下記のアプリ内部の制限事項を無しにします。

　アプリ内部の制限事項（数値は内部固定で変更不可）
　・ファイル名検索最大 1000個
　・テキスト検索最大 2000個
　・テキスト検索で 1ファイル当たりに処理する最大行数 20000行
　・テキスト検索で 1ファイル当たりに検索する最大個数 100個

・検索君のバイナリ避け解除

　・読み込み行数 20行以内に
　　1行の文字数が 10000文字以上の場合に不正とみなして検索中断
　　0x00文字がある場合にバイナリとみなして検索中断
　　（いずれも文字コード指定が不正や誤検出の場合を含む）

●制限事項
　特に無し。
　※ iFilter機能によるテキスト検索は iFilterドライバのインストールが必要です。またテキストの検索性能（テキストの抽出性能）は iFilterドライバに依存します。

●使用上の注意
　このプログラムによる損失については作者は一切の責務を負いませんので、
　使用者で責任をもって頂けるようにお願いします。

●スクリーンショット Kensaku Kun 検索君

・KensakuKun 検索君多機能テキスト Grep ＆ファイル Findツール

・KensakuKun 検索君多機能テキスト Grep ＆ファイル Findツール

●動作環境
　・Windows XP Professional SP3
　・Windows 7 Professional 64bit
　・Windows 10 Professional 64bit
　・以上の環境で動作確認しました。

●別途必要なファイル
　Microsoft .NET Framework 3.5

　Microsoft .NET Framework 3.5
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=21

　Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 への .NET Framework 3.5 のインストール
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/framework/install/dotnet-35-windows-10

　iFilter機能を使用する場合は iFilterドライバ

●改版履歴
　2018/04/14 Ver 1.0
　　・正式版として公開

　2018/04/16 Ver 1.1
　　・起動毎にウィンドウサイズが大きくなる問題を修正
　　・macOSのファイル共有フォルダを検索すると ACLのアクセス権限不正でアプリが落ちるのを修正
　　・タブキーで画面内のフォーカスを移動する順番を修正
　　・検索除外設定値を更新
　　・一部の表示文言の修正

　2018/04/21 Ver 1.2
　　・文字コードの自動認識に IEコンポーネントを使用する方法を選択可能に機能追加
　　・最小化の状態でアプリを終了すると次回以降アプリ画面を表示しなくなる問題を修正
　　・バイナリ避け解除の設定を単独で設定できる様に変更

　2018/05/04 Ver 1.3
　　・検索対象の拡張子指定の機能を追加（検索対象外の拡張子指定、検索対象外のファイル名指定よりも優先されます）（指定が空文字の場合は全拡張子が検索対象になります）
　　・iFilter機能に対応（Adobe Acrobat PDFやエクセル、ワード、パワーポイント、一太郎等のオフィス系文章ファイルのテキスト情報も検索できます）
　　・検索開始時や検索結果をクリック時にチャイム音が鳴っていたのを鳴らない様に修正
　　・Windows XPで検索語句と検索場所指定のコンボボックスで Ctrl+A操作で全選択ができないのを修正
　　・その他、細かな内部修正

　2018/05/31 Ver 1.4
　　・二重起動時に起動済みウィンドウを最前面に表示する処理を追加
　　・検索除外設定値を更新

　2018/06/23 Ver 1.5
　　・ファイル名の検索で「検索対象外の拡張子指定」処理が混入していたのを修正
　　・フォルダ列をダブルクリックでフォルダを開く設定を追加
　　・検索除外設定値を更新
　　・「例外」のカウンタを専用に追加
　　・画面下部のパスを表示する欄をウィンドウの横幅に連動する様に修正

　2019/03/21 Ver 1.6
　　・ディレクトリ入力欄の履歴が重複して記憶しない様に修正
　　・履歴管理の削除の処理を修正
　　・検索除外設定値を更新

● Kensaku Kun 検索君

　検索君のできたきっかけ。

　検索君を作成する前は、ダイゴさん製作の「ミニ検索隊」を使用していました。
ミニ検索隊 - テキスト検索とファイル検索

　「ミニ検索隊」は超便利で長期間に渡り日々大活躍していましたが、幾つか気になる点が有ったので「自分で同じツールを作りたいなぁ」と長い間思っていました。
　そこで、Windows 10環境への以降を機に一念発起して同様のアプリを作成しました。

　ミニ検索隊で気になった点（検索君では改善しています）
　・テキスト検索時にバイナリファイルでアプリが落ちる事がある
　・.gitディレクトリ等の検索除外したいディレクトリを指定できない
　・指定した拡張子をテキスト検索対象から除外できない（バイナリファイルなど）
　・「大文字小文字を区別」の設定を設定画面に入らないと変更できない
　　（頻繁に切り替える時に面倒）
　・「サブフォルダも検索」の設定を設定画面に入らないと変更できない
　・「指定拡張子のみ検索対象とする」の設定を設定画面に入らないと変更できない
　・Windows 7以降で検索一覧の表示内容の設定をアプリが覚えない
　・UTF-16に対応していない（ミニ検索隊を使用の時は、事前に検索対象のテキストファイルを文字変換アプリで文字エンコードを UTF-8に変換してから検索操作をして対応）

　●検索君の独自機能
　・検索語句の指定に AND機能と OR機能を追加
　・テキスト検索でタブ文字と空白文字の同一視設定を追加（タブ文字とスペース文字が混在しているソースの検索に便利）。タブ文字は空白文字 1文字と同等とみなします。
　・テキスト検索で検索結果をファイル単位でまとめてどのファイルが検索に掛かったを見易くする機能を追加
　・検索結果欄の表示で背景色の変更機能を追加
　・文字コードの自動検出に UDE Universal Charset Detectorを使用
A C# port of Mozilla Universal Charset Detector.
　Ude.dllは下記からダウンロードできます。
Ude.dll
　・Ude.dll yinyue200版（errepi版の改良版）
　・Ude.dll errepi版
　のどちらにも対応しています。

　・UDEの機能補完として BOM無しの UTF-16にも対応
　・手動選択できる文字コードの種類をカスタマイズ可能
　・文字コードの自動認識に IEコンポーネントを使用する方法を選択可能
　・iFilter機能による各種ドキュメントファイルのテキスト検索のサポート

　●ミニ検索隊にできて検索君でできない事（個人的に使わない機能は検索君では削除しました）
　・フォルダ検索
　・検索一覧の表示内容の設定
　・検索対象の日時指定
　・検索対象のファイル属性指定
　・検索結果のヘッダ部分をクリックでソート

● Kensaku Kun 検索君の設定ファイルの保存場所

　Windows 10など
%userprofile%\appdata\local\Next_Standard
C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Next_Standard

　Windows XPなど
"%userprofile%\Local Settings\Application Data\Next_Standard"
"C:\Documents and Settings\{ユーザー名}\Local Settings\Application Data\Next_Standard"

● iFilter機能について

　検索対象とするドキュメントに対応する iFilterをインストールする必要があります。
　※ iFilter機能の詳細は各メーカーにお問い合わせください。

　Microsoft Office 2010 フィルタパック
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=17062

　Adobe PDF iFilter 64 11.0.01
https://supportdownloads.adobe.com/detail.jsp?ftpID=5542

　Adobe PDF IFilter v6.0
https://supportdownloads.adobe.com/detail.jsp?ftpID=2611

　一太郎 IFilter （無償提供版）　－64ビットOS用－
https://www.justsystems.com/jp/download/ichitaro/ifilter/64.html

　一太郎 IFilter （無償提供版）　－32ビットOS用－
https://www.justsystems.com/jp/download/ichitaro/ifilter/index.html

　Rarファイル用 RAR IFilter Version 2.0
http://www.ifiltershop.com/rar-ifilter.html

●法的情報

　本アプリケーションの iFilter機能は以下のライブラリを .Net 3.5で動く様に改造した物を使用しています。

　IFilterTextReader - A C# TextReader that gets text from different file formats through the IFilter interface
https://github.com/Sicos1977/IFilterTextReader
　The Code Project Open License (CPOL) 1.02
http://www.codeproject.com/info/cpol10.aspx

　IFilterTextReaderライブラリを .Net 3.5で動く様に改造したソースリストは以下から入手できます。
https://github.com/FREEWING-JP/IFilterTextReader/tree/feature/mod_for_dot_net_35

Tags: [Windowsアプリ]

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